VK開局申請書のダウンロードにはアクロバットリーダーが必要です
■QTC-Japan.com:元MH誌編集長/川合信三郎氏主宰
新メディアにチャレンジするQTC-Japanが無料ウエブハムマガジン創刊を目指して頑張っています。誰でもネット経由で簡単に入手可能になったDX関連情報などは意図的にカットしたIT時代的なコンテンツとなっています。
■本日の格安無線機:長野県の片田舎から全国通販中
『どんな無線機がいくら位なのか?』の目安にどうぞ。必ずしも<中古品=中古>とは限らないようです(内緒かな?!)。他にもFBなオンライン無線機購入サイト/実勢価格情報サイトがありましたら是非ともお知らせを・・・。
■JARL大好き掲示板:CQ誌10月号でも紹介されたBBS
実名・匿名・偽名(?)、無責任なチャチャ入れから実にアマチュア的で素晴らしいご意見まで・・・。JARL関連に限らず、日本ハム界の現状やヒトとやらを浮き彫りにするかのような実に様々な玉石コメントが渦巻いています。



VKアマチュア制度再改定
オーストラリアでの『HFアマチュアバンドフルアクセス』に必要なモールス試験の速度が5W/pmに変更されたことに伴い以下の再改定がありました。

■VK従事者資格所持者:
1:5W/pmのCW試験に合格した今まで⇒将来のインターミディエイト級(旧コンバインド級)の局は、そのまま運用/操作範囲のみ<アンリストリクテッド級(最上級=フルクラス)相当>に格上げ。
包括移行ですから、該当する個々のアマチュア局による新バンド(旧制度下では、6m帯以上の各バンド+80m+15m+10mのみが運用可能でした)の申請などは必要ありません。
2: 資格別コールサインは、従来通り<J・Kから始る3文字サフィックス>のまま。
3:当初報道された『最上級資格のCW試験が5W/pmになる』というのはACA側の判断で撤回されました。改定後も、最上級・アンリストリクテッド級取得に必要なCW試験は『10W/pm以上』です。
4:理由は『VK国内に限っては何ら問題はないが、CW試験速度の一点だけで相互運用協定を利用するオーストラリア最上級資格者達が外国で不利な扱いを受ける危惧感が現況ではどうしても払拭できなかった』『アマチュア無線のルーツとも言える伝統ワザ・CWを一定以上のレベルで送受できるハムは、変わらぬ資格別コールサインでアマチュア無線家としての誇りを保って欲しい』とのことです。
5:希望者オプションの<高速モールス試験>は従来通り実施され、合格証明書が発行されます。

■日本との相互運用協定:
1:建前はとりあえず今まで通り(改定前)を維持し、日本側の対応を見てから決定する。
2:係官の個人的裁量で3級資格局にもフルクラス相当の運用・操作範囲を許可する場合もある。
3:相互運用協定で得たVK運用許可を他国の運用許可を得るために使用することは従来通り禁止。

日本の3級資格者は、運用操作範囲を最大限に記した局免許状の英訳を添えてVK運用許可を申請するのが一番の安全策となるでしょう。

■独断と偏見によるARAの感想:
『CWモード、やりたい人はやればいい』という世界的な流れに迅速に呼応した様子です。
自国内では新時代アマチュア無線の要求に則した制度に向けてモールス試験撤廃方向に動きながらも、世界各国の足並みの乱れを考慮し、内外の各アマチュア個々から寄せられた多数の意見を熟考・分析し、試行錯誤の結果、CW速度を含めて既存のフルクラス(最上級)試験内容や資格別コールサインには手をつけず、オプション設定の<より高速モールス試験>も残しながら、電波法規+最上級無線工学試験合格者の運用・操作範囲だけを『5W/pmのCW試験に合格すれば最上級と同等』に格上げするという変則的暫定措置を編み出した行政側の手腕は「お見事!」としか言えません。

大多数には歓迎されながらも、『なんとも優柔不断過ぎる・・・』という意見も一部のVKハム界識者達の間で僅かながら出ていますが、 一般的には文化・歴史的遺産や建造物、伝統芸などを手厚く保護し、アマチュア/CB無線制度に関しても早くから包括的制度を導入、世の中の変遷とバックグラウンドにふさわしい制度に随時改正し、、外国との相互運用協定を推進し、諸外国との協調&国際法(取り決め)を重んじるオーストラリアならではの措置だと思いました。

固定・移動の区別なく、包括最大出力は現状の400W/pepのままですが、最上級無線工学試験に合格したリミテッドクラス(CW試験ナシ)・フルクラス相当(5W/pmのCW試験)・フルクラス(10W/pmのCW試験)資格者がEMEなどの特殊目的で<ハイパワー許可>を個別申請した場合、必要十分以上の知識と技術力を証明し、電波被曝や電波障害の問題をクリアできれば合法出力は事実上無制限(青天井)に変更されました。アマチュア局開設の目的と、技量・環境を<CW送受能力や所持資格>とは別に個別裁定・認可できるようになったこの新制度は特定の分野や技術にチャレンジするアマチュア各位にとって、より時代の要求に合致した合理的な制度だと個人的には評価しています。

[JARA/ホーム]


こんどは5.7GHz
『アマチュアさん、大して使っていないんでしょ?!』シリーズの攻防戦が今度は5.7GHzを舞台に繰り広げられている。まずは2000年オリンピックというアマチュアが納得しそうな絶好のチャンスにオリンピックTV中継用のリンク周波数として確保。コマーシャル通信業界は、ゲーム終了後もなし崩し的に必要に応じて居座る魂胆らしい。先ごろの行政側と無線連盟の委員会では、WIA側がこのバンド侵略打診に猛反発『アマチュア衛星通信で使われる5650〜5670MHzの界隈は絶対に嫌だ』。
今やU/SHF帯にあるアマチュアバンドすべてが通信業界の新利権ターゲットになってしまった雰囲気です。コマーシャル業界と全VKアマチュア代表・無線連盟の板ばさみになって頭を抱える監督官庁のACA・・・オーストラリアには、<接待>も<天下り>もないからますます頭が痛い?(笑)。


75m交渉進展中

オーストラリアのアマチュア無線連盟は、行政側との交渉や会合の内容を一般公開していますが、75mバンド拡張について興味深い発表がありました。VK無線連盟の要求は『国際的に認められている基準でVKアマチュアにバンドを開放するべき。現在の80m/3500〜3700KHzを3500〜3900KHzまで連続に、それが難しければ少なくともDXウインドーを3775〜3800KHzに拡張して欲しい』、行政側の最新回答は『他の周波数に移動するように40局ある既存業務局に通達を出した。99年11月8日以降、各ACA支所に3776KHz〜3800KHzの新規業務局のライセンスを発行しないように指示を与えた』でした。

1900年代最後の合同委員会での無線連盟と行政側の最終合意内容は以下の通り:

  • 3775〜3800KHzをアマチュア専用とする
  • 既存業務局のライセンスを召し上げる訳にはいかないから移行期間を設ける
  • アマチュアバンド以外の周波数に速やかに移動する場合はWIA側がコスト負担をする
  • 移動コストをWIAが負担した場合、アマチュアバンド内の周波数は放棄する
  • HFハイバンドのCONDXが悪くなる2004年までが移行期間の目安


オンライン講習会
オーストラリアの無線連盟・WIAによるインターネットハム資格取得講習会がスタートしました。
初級から最上級までの各コースがそろっており受講料は無料です。解らないことを講師にEメールで質問が出来たり、各コースの最後には模擬試験があったりでなかなか親切みたいです。
会員/非会員の差別無く、だれでも在宅で好きな時間を使って、しかも無料で上級資格に向けた独学が可能なこの無線連盟の直営サービス、とても好評です。
受講申し込みは以下へどうぞ:
vk2wi@ozemail.com.au


21世紀新技術の公聴

アメリカの無線連盟・ARRLでは、21世紀のアマチュア無線を演出する新技術導入の提案などを公聴するワークグループを組織して活動を開始しました。オーストラリアのWIAも連携・支持しています。21世紀に向けて、より有意義・魅力的/社会的・科学的価値のあるアマチュア無線界を演出するのに重要な新技術の導入にむけての指針を得るために世界中からすぐれたアイデアを募集中です。JARLはこのような委員会を組織して皆さん・個々アマチュアの斬新なアイデアを募集していますか?。
万が一
我がJARLが何かの事情で出遅れているようでしたらとりあえずARRLに提案されてみてはいかがでしょうか?。
『こういう新技術の導入こそ21世紀のアマチュア無線にふさわしい』
というご意見・企画をおもちの方はARRL会員/非会員に関わり無く以下へどうぞ:
http://www.arrl.org/news/ttf/
ttfinput@arrl.org


SEAサフィックス局

オーストラリア海軍のアマチュア局組織<ANARS=Australian Naval Amateur Radio Society>による以下の特別クラブ局が順次運用を開始しています。

VK1SEA /VK2SEA/VK3SEA/VK5SEA/VK6SEA/VK7SEA
他にニュージーランド海軍アマチュアによる連携局・ZL1SEA

各局ともに、状況に応じて固定/MM/AM/Mで運用されますが 、SEANETの記念局と紛らわしいコールサインですからお間違えのないように・・・。

2000年1月1日以降の上記局との交信に関してアワード(The Young Endeavour Award)が発行されます。<Young Endeavour>はオーストラリア海軍の航海訓練用帆船名です.

  • 7局すべてと交信する
  • オーストラリアとニュージーランド局はAUS$5.00
  • 他の海外局はUS$5.00
  • 申請先:PO.Box 300 Merimbula NSW 2548 Australia
  • ログの写しだけでQSLは必要無し


75m拡張に向けて
オーストラリアの無線連盟・WIAは精力的に75mバンドの拡張に向けてACAと交渉中ですが、さらなる中間報告がなされました。いままでも、開放予定バンド内に点在する既存の業務局に与えるであろう混信をどうするかが問題の焦点になっていましたが、このたびACA側が提案した<妥協策>には驚きました。
『VK国内に存在する業務局のアマチュアバンド外への移転コストを受益者であるアマチュア側が負担すればOK』という条件が含まれています。さあ、アマチュア側はどう応えるか・・・。


14歳ハムの偉業
<vk1ara@jarl.com>のようなメール転送サービスがハムの間で人気になっていますが、VKハム用の新しいウエブメールシステムが最近スタートしました。vk#xxx@ausham.zzn.comのEメールアドレスを無料でもらえるサービスですが、クインズランド州在住/14歳の少年ハム・Daniel Bartlett君(VK4HDB)が米国のzzn,comと組んで始めたサービスだというから驚きです。
さらなる驚きは、なんと12カ国語で申し込みページが作られていることです。もちろん日本語も含まれていますが、ダニエル君って・・・いったいどういう少年なんでしょうか?。

興味のある方は:
http://ausham.zzn.comのウエブサイトをご覧になるか
webmaster@ausham.zzn.comへお問い合わせ下さい。


Use it or Lose it
オーストラリアの電監にあたるACAは電波資源の有効活用をはかるために21世紀に向けた新ポリシーを公表しました。

「Use it or Lose it」、英語のシャレっぽく聞こえますが、要するに「使うか/失うか」です。今のところは、コミュニティーFM放送局などで周波数割り当てを受けているのに予算不足などで休局/未開局状態になっている周波数が表向きのターゲットになっていますが、現実にはアマチュアのU・SHFバンドも狙われていそうな雰囲気です。


外国コールサイン@jarl.com
JARL・真の国際化は関西から…?!
JARL/関西・KDCFの皆さん方のご尽力でメールアドレスに@jarl.comを使用している日本のアマチュア局が多くなってきました。転送オンリーと言えども、第三者には判り難いメールアドレスも沢山あります。無線や手書きの手紙を通じて伝えるには説明が困難な<->とか<_>入っていたり、大文字・小文字が混在するアドレスは特に苦労します。そういう意味では<コールサイン@jarl.com>が、「インターネットアクセスを持つ日本人アマチュア無線家達にもってこいのサービス!」だという評判もうなづけます。

海外在住のJARL正会員の場合、滞在国によっては日本のコールサインがそのまま使える場合もありますが、条件によっては同じ人物でもコールサインの<変更=海外化>を余儀なくされる状況が発生します。その不公平を解消するために、海外在住正会員の場合は本人が通常使用している海外コールサインを申し込み時に指定することによって<特例>として海外コールサイン@jarl.comでの転送サービスが受けられるようになりました。

海外在住と言えども、『有効な日本のコールサインで登録されている正会員資格がなければこのサービスは受けられない』という建前情報です。止むを得ずに外国コールサインを使用して運用している海外在住正会員の処遇についてはJARL巣鴨総本山が考えるべき課題であって、21世紀に向ってインターネットとアマチュア無線の融合に関しての技術的な問題解決や様々なアイデア発掘に積極的、かつ地球規模志向で熱心に取り組むKDCF側が憂慮することではないのかも…。


バンド防衛ならず!
「アマチュアさん、大して使ってないんだからいいでしょ?!」とばかりに狙われていた70cm帯の一部がついに一般にも開放されてしまいました。バンド幅が30MhzもあるVKの70cm帯、もともとアマチュアは二次ユーザーですから法律の改正なども必要ありません。

「アマチュア局と共用」として一般開放されたのは433.750Mhz〜434.225Mhzまで、アマチュア以外の無許可ユーザーは出力25mwまでですが、この周波数帯をUHFローカルリンクに使用していたメルボルンの10mFMレピーター/VK3RHFが正体不明の混入電波によって周波数変更を余儀なくされて早くも運用休止に追い込まれてしまいました。

ガレージの自動ドア、ワイアレスマイク&ヘッドフォン、微少電力トランシーバ、企業内ポケベル、自動車のリモコンロック、ラジコン玩具…など、多数の一般ユーザー向け製品に使用されている模様です。問題は一般ユーザーが「アマチュア局と共用」という認識がないことです。一般アマチュア局は400Wxの出力が認められていますから、相当の距離が離れていても当然相手側の安造り受信機に混信を与えます。「クルマのドアが開かない」とか、アンプIでもないのに「ステレオが…」、とか様々なトラブルがすでにEUから伝わっていますので、実際問題としては『共用』とは名ばかりで『取り上げられたも同然!』です。

VK電監・ACAが言うには『事務官レベルで勝手に決めちゃったから技術的な問題は全く考慮していない。70cm帯は広くてユーザーも少数なんだからどこでも勝手に使えるでしょ?、アマチュアさんなら…』 と気にもしてない様子。アマチュアに優しいだけじゃなくて、すべての電波ユーザーに優しいACA、喜ぶべきか or 悲しむべきか…?!。アマチュアがせっかく割り当てられている<電波資源>の活用をおこたるとこういうコトに…、の見本みたいな出来事がオーストラリアでは起きています。


オリンピック・アマチュアバンド使用決定
オーストラリアで開催される2000年オリンピック、その会場内外での連絡に70cm帯アマチュアバンドの一部が徴用されることが本決まりとなって、全VKアマチュア局にダイレクトメールで通達が出されました。
421Mhz〜432MhzはSORN(Sydney Olympic Radiocommunications Network)用として公式にオリンピックの準備&開催&後片付け期間中の連絡周波数として割り当てられました。
期間は1999年の3月31日から2000年12月31日まで。期間&地域限定措置ですが、この期間中、シドニーのメインスタジアムから半径150Km以内のアマチュア局はこの周波数帯の使用を禁じられています。
VK旅行中の連絡などに70cm帯ハンディー機を使用する日本からの皆さんも、特にシドニー周辺ではこの周波数帯を避けて運用して下さい。


日本からやってきたヨット局

シドニー停泊中/湾内・VK領海内で日本のキー局と定時交信をする日本のヨット局がシドニーのオーストラリア人ハム達の間でウワサになっています。
ローカルで受信すれば59+のグランドウエーブで、日本のコールサインを堂々と名乗って運用しているこのヨット局の日本側交信相手局も「J●1△☆Q/シドニーローカル、こちらはJK1Z△●」とID送信していました。

最悪の場合は罰金20000ドル、ヨット&無線機没収です。

日本語を解するオーストラリア人は星の数ほど…、しかも誰がワッチしているか判らない電波の世界です。外国でのちょっとした不注意が原因でつまらないトラブルに巻き込まれませんように…、祈っています。逆の状況を想定して、東京港や領海内沿岸に浮かぶ外国籍ヨットから外国のコールサインで訳の解からない外国語・59+のSSB電波が毎日定時発信されていたとして『日本のアマチュア局の100%が黙ってそれを黙認している』でしょうか…?!。
ちなみにVKに入港する日本の商船/mmアマチュア局の皆さんは、入港中はVKコールサインを、公海上ではJAコールサインを使用されている方々が多いみたいですね。


IC−706MKU抽選会
WIA・VK2支部入会奨励の賞品・IC−706MKUの抽選は4月の支部総会で行われます。シドニー在住の皆さん、WIAに入会するのならいまのうちですよ!。


WIA機関紙が外注に
オーストラリアの無線連盟が毎月発行している機関誌<Amateur Radio>誌が1999年からいよいよ外部の出版会社によって発行されることになりました。ご多分にもれず会員数の伸び悩みとアマチュア無線人気の冷え込みに対応するため、会員各位へのサービスを落とさない経費大幅削減を目的としたものです。熱心なベテランアマチュア無線家複数がかかわっている歴史と実績ある出版社で新生Amateur Radio誌出版に取り組む編集スタッフ達は、これからの原稿の送付方法としてFDとかEメールによる電子化を希望しています。


さよならUHF・ATV局
世界でも珍しい35チャンネル・UHF放送帯に位置するVKアマチュアテレビ局がいよいよ追い出されかかっています。パース・アデレード・メルボルン・ブリスベーンの商業テレビ局がデジタルTV放送を2001年に開始するために35チャンネルが必要になったためだそうで1999年末でライセンスの更新は出来なくなりました。新免許は得られないので、来年以降、UHF35チャンネルに唯一残れるのはタスマニアのデボンポートATVレピーターだけとなります。<UHF先住のアマチュアテレビ>と言えども時代の変遷には逆らえず…普通の家庭用TVセットで誰にでも視聴出来た35チャンネルアマチュアテレビが消えて行くのは寂しいです。


AXプリフィックス

今年も1月末のオーストラリアデー(VK建国記念日)を祝ってオーストラリア各局はAXプリフィックスを使えることになりました。 他に、2000年の6月15日〜11月2日まで、2000年オリンピック 開催を祝ってAXプリフィックスを使えることがすでに決まっています。『プリフィックスの変更』ではなくて『希望者はAXを使える』ということですから、もちろんVKのままでも構いません。


JARAサイトに2つの掲示板!
JARAサイトに掲示板が出来ました。忙しくて自分で創る時間が無かったのでトワックスさんからお借りしています。 オーストラリアの訪問記、アマチュア無線「旧き良き時代の想い出」、PCやインターネットとアマチュア無線、最近ふと思ったこと…など、JARAに関係ある人も・ない人も一般掲示板に何か書き込んでみて下さい。
英会話事件簿も皆さんご自身のエピソードやまた聞きを書き込めるように別の専用掲示板を設置しました。うるさいコトや文法や発音にこだわるばかりでなくて、楽しみながら英会話のノーハウを取得するのにみんなで知恵を出し合いましょう。最近、超忙しくてこのサイトのアップデートが困難になってきました。『皆さんで創れるページをこしらえたらどうですか?!』とアドバイスして下さったJL1EEE/井上さん&掲示板を提供して下さったトワックスさん、ありがとうございました。


VK2のQSLビューロー

VK2のQSLビューローの住所が変りました。
新しい住所は以下の通りですので間違えられないようにどうそ。
VK2 QSL Bureau
Box 3073 Teralba NSW 2284 Australia


VK国試の法規問題が変更に
ここ数年、オーストラリアのアマチュア制度がクラス再編成や出力アップなどを含めて少しずつ変っています。最新の受験参考書が少ないのと、既出問題集を使って受験勉強をするしかない人達を心配して新制度に関する出題は控えられていましたがいよいよ新しい問題が出題される模様です。
新規出題の主な注意点は、最近の変更とクラス増設に関わる<クラス別の出力>・<運用可能周波数>・<モード表記のしかた>が中心となります。
今まではすっかりお馴染の『A3J』・『A1』・『FM』などで済んだのが全く違う表記になっているのでビックリ!。日本の最近のやり方とも違うようですから、これはもう覚えるしかありません。ちなみに、いままでのSSB(A3J)は『4K00J3E』だそうです!。
実際の最上級局免許状には、『無制限アマチュア局免許状』と書かれているだけで、出力や電波形式、運用周波数などは何も記載されていません。ですから、すでに開局してしまった先輩局は新しいモード表記システムを詳しく知らない人達がほとんどです。 VK国試を受験される有資格者日本人にとっては得点のチャンスだった部分が逆に<落とし穴>になる可能性があります。『VK新電波形式』をしっかり覚えてからVK国試にチャレンジされて下さい。 新しいモード表記法をご覧になりたい方は以下をクリックしてみて下さい。カラーコードと同じで、いったん覚えてしまえばすごく解かりやすいような気もするのですが…、現時点ではチンプンカンプンの人が多そうな雰囲気。
http://www.sma.gov.au/legal/determin/lcd/amateur.htm#Schedule1


電波被曝vs健康 について

この問題について、オーストラリアとニュージーランドは共同で<なんらかの基準>を作ろうとしていますがまだまだ暗中模索状態の様子です。EMF(Electro Magnetic Field)の三つに分類されたカテゴリーと人体に与える影響に関して興味のある方は以下をご覧下さい。 http://www.who.ch/peh/emf/index.htm
FCCによって、カリフォルニア州で運用中のアマチュア局を使った電波被曝の測定実験が早々と行われました。 一番問題になりそうなのが、ハイパワーモービルの垂直系ホイップアンテナ…、手で触れることが出来る位に人体に近いですし、こればっかりは柵で囲う訳にもいきません。
実験結果レポートはこちらです。
http://www.fcc.gov/oet/info/documents/reports#ASD-9601


VK0TS情報アップデート

マッコーリー島からオンエアしていたVK0TS/トムさんは次の南極行きを目指してホバートでトレーニング中。10月半ばに南極行きの渡し船に乗り込む模様。今回の行き先は残念ながら(?)マッコーリー島ではなくてDXCC上は<南極>としてカウントされるデービス基地ということだ。現地が夏の間は仕事が超多忙になるのでオンエアが可能になるのは越冬が始まる来年2月〜3月。まもなく新しいQSLマネージャーが発表される。



VK9WG情報アップデート

12月位までの予定で6月末からウィリス島で運用しているVK9WG/グラハムさんへのQSLカード請求はVK国内局はSASE・海外局はSAEで(グリーンスタンプ1枚同封)で以下の本人の実家へ送って下さい。サウスオーストラリア州に帰郷してからの発行になるので来年早々には発送が始まるとのことです。あせらずに気長に待ちましょう。
Mr. Graham Whteside/VK5GW
33 Maud Street, Unley, SA 5061 Australia



狙われるアマチュアバンド
@ オリンピック・70cmアマチュアバンド使用
2000年シドニーオリンピックの連絡用として70cm帯のアマチュアバンドが使われそうな雰囲気になってきました。アマチュア局としてではなくて業務局としての使用を巡って現在WIAとACAが討論中とのことです。ACAは「オリンピックの期間中に限って…臨時に使ってもいいでしょ?!」とアマチュア側に迫っているみたいですが、何事も気楽なVKではチャンネル数がとれて自由度が高いアマチュアバンドはこういう場合にも何かと便利な存在に映るようです。すでに端の方で2チャンネル使用が押し切られてしまった様子ですし…70cm帯のハンディー機片手にオリンピック見物に繰り出せば、面白い裏通信が聴けるかも…。

A 9cm/3.410GHz〜3.600GHz危うし
国際的にはアマチュアにも割り当てられている筈なのに、何故か日本では許可されていないこのバンド、オーストラリアでもあんまりアマチュアのユーザーがありません。ビーコンはVK5VFただ一局、通常運用しているのはオーストラリア全土でも、VK3とVK5の10局未満のアマチュアとVK2エリアのATVリンクだけ…。そんな事情から既存の大手電話会社の回線を借用したくない意向でSHF帯に新開地を求める新興電話会社の絶好のターゲットになっています。コストのかかる有線を使わずに一定地域内に限って安価な電話サービスを提供するのには『絶好の周波数帯』とのことです。ヨーロッパ諸国のアマチュアはすでにこの周波数帯の全部または一部を失いつつあります。『このままじゃ取られてしまう、皆さんアクティブに運用して下さい』とWIAは呼びかけていますが…。


VM4AA死す
オーストラリアにVMプリフィックスを持つ個人アマチュアが存在したことを知る人は少ない筈だ。この国で唯一のVMコールサインを持っていたアマチュアVM4AA/John Keith MaCarthyさんが5月8日に逝去された・享年87才。<Macka>のハンドルで40mと20mのCWで死の直前までアクティブだった彼の風変わりなコールサインはもうお空では聞くことが出来なくなった。空軍司令官だった彼の功績を称えて特別に付与されたこの個人コールサイン・VM4AA…ACAによれば正規に発給されたVMプリフィックスのアマチュアコールサインは彼が最初で最後…という。


IC−706MKU獲得チャンス!
来年の3月末までにVK2支部経由でWIAに新規入会した人のうちから一人、抽選でICOM/IC−706MKU(新品)が当たるという耳寄りな話。支部単位の客引き競争みたいなこの景品付き勧誘…、会員の国籍は問われないのでシドニー在住の日本人ハムにとってもチャンス。ただでさえアマチュア局数が少ない上に<VK2エリアの新規入会者>という限定条件付きなので当選チャンスはかなり高い筈。ちなみに先月のVK2エリア新規入会者数はたったの4人!。この調子では当選確率はかなり高そう。JARAの皆さんも、どなたか挑戦されてみてはいかがですか?。人気無線機を気前良く寄付したICOM(VK)+アマチュアトランシーバーラジオセンターの連合チームに拍手!。


オーストラリアの電話番号
電話会社のネットワークリストラによって、オーストラリア国内の市外局番と市内局番が大幅に変りつつあります。例えばキャンベラの市外局番…(062)から(06)へ、そして最近では300Kmも離れたシドニーと同じ(02)に矢継ぎ早に変りました。市内局番も2桁だったのが3桁になり、現在では4桁になっています。今までは市外局番から地域が判りましたが、最近は必ずしも『市外局番が地域を表している』とは限りません。苦情や問い合わせの連絡先もあちこちに転送されて、キャンベラで回線不調の苦情電話をかけたら3000Kmも離れたパースで応対されたり、仕事場の電話の交換機が300Kmも離れたWoolongong市でコントロールされていたり、信じられない情況で少し混乱気味です。VKでの旧友訪問の折り、皆さんの住所録に書かれた電話番号で通じない場合、相手方は同じ場所に住んでいることも多いですから、あきらめずにVK番号案内に新しい市外/市内局番を問い合わせされることをお薦めします。


最新VKレピーター情報

オーストラリアにはハム人口の割には沢山のレピーターが存在します。夏休みにオーストラリアを訪問されるみなさんのためにオーストラリア全土のレピーター周波数とコールサインを掲載しました。ハンディー機1台でも沢山のVK局と知り合いになれますし、気さくなVKハム達にHF帯での<ゲスト運用>に招待して貰えるかもしれません。一番ポピュラーな2m/FMレピーターは146メガ〜148メガですから日本仕様の2m機は使い物になりませんので海外仕様機をご使用下さい。70cm帯は12.50Khzシフトでないと不便です。 ほとんどのVKレピーターは、アクセスにトーン信号を必要としません。10m/FMや6m/FMのレピーターはCONDXによっては日本からも楽々アクセスが可能ですから南方面へのオープニングをチェックしたり、普段はレピーターしかワッチしていないVK各局に突然のオープニングを知らせたりするのに便利です。CONDXに恵まれて、10mFMレピーターを介してVK国内からハンディー機でJA各局と交信出来たらエキサイティングですね。
レピーターリストへジャンプ



ACA・シドニーオフィス移転
シドニーのアマチュア無線免許の申請窓口が6月より移転しました。新住所は以下の通りですから無駄足をして貴重な時間を浪費なさらないようにご注意下さい。

所在地: Level 2, 55 Clarence Street, Sydney
Phone:(02) 9245 4000 Fax:(02) 9245 4099 e-mail:syao@aca.gov.au

郵便宛先:
Area Manager
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